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髪の成長には、頭皮を健康に保つことが大切です。シャンプーは“髪を洗う”ためのものと思いがちですが、シャンプーの重要な目的のひとつが“頭皮を洗う”ことです。
洗髪時に髪の汚れとともに頭皮の脂(皮脂)を落とそうと意識するあまり、指先に力を入れてゴシゴシと頭皮をこすっている人が少なくありません。頭皮を傷つけ、抜け毛の原因になることもあるので、注意が必要です。
“頭皮を洗う”には、十分な量の泡で、頭皮についた汚れや皮脂をシャンプーの泡に溶かし込むよう丁寧に優しく洗います。
石鹸の泡で顔を洗う時をイメージするといいでしょう。毛髪は皮膚の一部が変化したものですから、髪の成長を促すために、頭皮を清潔にして健康な状態を保って下さい。頭皮の状態と髪の状態は一心同体なのです。
- 髪と頭皮を濡らす前に、側頭部に手のひらを当て、手で頭皮を包み込むような感覚で指先を頭皮に添え、頭皮全体を動かすように1~3分程度マッサージします。指先で頭皮をこすらないでください。
- 手ぐし(指を広げる)かブラシで毛先のもつれをほぐしておきます。
- 髪全体を充分に濡らし、手のひらにシャワーを受けて髪と頭皮全体を包むようにタプタプすすぎ、指の腹で髪と頭皮を洗い流してください。髪に付いたほこり、頭皮の汚れはほとんど取れます。
※指の腹とは、指紋の渦の部分を中心に第一関節までの部分です。使用するのは指の腹で、指先ではないことに注意してください。
※頭皮を強くこすると頭皮の炎症の元になるので、ブラシが頭皮に当たらないようにしてください。
- シャンプー剤は手のひらにポンプボトルで1~2プッシュ出して両手にかるく広げ、後頭部に付けて側頭部へと泡立てます。
- 以下の順で洗ってください。
a)後頭部(左右の耳の後ろ・襟足)
b)側頭部(左右の耳の上・こめかみ)
c)後頚部(後ろの生え際)
d)頭頂部(つむじ)
e)前頭部
f)(額の)生え際
1回目のシャンプーは髪を洗う感覚で、シャンプー剤は若干多めに使用します。
一度、すすいでください。
- もう一度と2同様に、髪と頭皮にシャンプーを広げます。2回目は頭皮を洗うことを意識してください。
- 親指を除いた4本の指の腹を頭皮にあてて上下に動かし、2と同じ順に髪と頭皮全体に泡立てます。
- 親指は添える程度で、4本の指の腹が直接頭皮に触れるような感覚で頭皮をこすります。髪の根元に指を潜らせ、下から上へ洗い上げる意識で、指の腹で洗い、指先は使わないでください。
※髪の毛を摩擦するような洗い方は、キューティクルを傷めるので手のひらを使った髪の毛のもみ洗いはしないでください。
※シャンプーの泡に頭皮の皮脂とふけ(余分な角質)を溶かしこむように頭皮をこすることは必要ですが、濡れた頭皮は角質が傷みやすいので、濡れた状態での頭皮のマッサージは絶対にしないでください。
- シャワーで十分にすすいでください。シャンプーと同様に下から上へ髪の根元に指を潜り込ませるようにして、毛の流れに逆らうように流します。
- 髪と頭皮を、指を広げて手のひらにお湯をためるようにしてタプタプとすすいでください。上から流すだけでは、髪の表面の泡だけが流れて、頭皮にお湯は届きません。
- 指の腹で直接頭皮に触れ、頭皮にしっかりとお湯が届いて、洗浄成分が頭皮に残らないようにすすいでください。髪は頭皮に対しておよそ45度の角度で生えているので、髪の根元に洗浄成分を残さないために、指の腹でヌルツキがないか確認してください。
- 頭皮全体にパック剤が付くように、反対の指の腹で塗り伸ばしてください。頭皮用のコンディショナーとして設計してありますが、髪につけば髪のコンディショナーにもなるので、髪の根元にもしっかり馴染ませてください。
- 3分~5分間放置します。
- 指の腹で触れた時、髪と頭皮にツルツル感、潤い感が残っている状態で、お湯が透明になるまですすぎます。
※うるおい成分は頭皮に浸透しているので、しっかりすすいでも構いません。頭皮を清潔に保つことで、ふけ・かゆみなどの頭皮トラブルを抑えます。
※髪が長い場合は、髪先にもスカルプパックをつけてください。
※髪が長くてきしみを感じる場合や香りがほしい場合は、毛先にだけ好きな香りのほかのリンスやコンディショナーを使っても良いですが、すすぎの際に頭皮に付かないように気をつけてください。
タオルで髪の根元を押さえるようにしながら水気をしっかり拭き取ります。毛先をこするのではなく、タオルで軽く叩くイメージです。
髪だけでなく、頭皮の水分も意識して拭き取ります。
髪から10~15cmほど離した位置をキープしてください。ドライヤーをこまめに動かしながら、髪と頭皮全体を乾かしましょう。髪も頭皮も熱に弱いことをお忘れなく。
同じ部位に2秒以上熱風をあてないようにしましょう。


















