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髪の雑学

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01髪の生い立ち

髪は爪と同じように、肌の角質層が変化してできたもの。科学的には肌の一部です。ただ、肌と違うのは頭皮から上に出ている髪はすでに死んだ細胞だということ。痛みなどの感覚がないため、つい負担をかけてしまいがちですが、髪には自己修復機能がないので、一度傷めると自然には元に戻りません。だから、髪のケアで大切なのは、まず傷めないようにすること。傷んだときには、きちんと正しいケアをすることが必要です。

02髪の形状

髪の形状は生えてから決まるのではありません。実は毛根ですでに決まっています。直毛の人は毛根そのものがまっすぐです。くせ毛の人は毛根部そのものが曲がっているため、毛根で髪が作られるとき、すでに湾曲していたり、ねじれています。髪の断面を見てみると、直毛は、ほぼ真円であるものが多く、くせ毛は楕円や三角形になっていて、くせが強くなるほど平たいものが多くなります。毛幹の表面も、くせ毛は湾曲しています。

03髪の太さ

普通毛、硬毛、軟毛は表皮(キューティクル)の数(層)の違いと皮質の太さの違いによって変わります。軟毛は約2~3枚、普通毛は約5~6枚、硬毛になると約8~10枚のキューティクル(層)に覆われています。平均的な太さは0.08mm。また、日本人の髪質は欧米人に比べ硬い(太い)といわれます。
【髪の太さ】 普通毛:0.08~0.09mm  硬毛:0.1~0.15mm  軟毛:0.05~0.07mm

04髪が成長する早さ

髪の伸びる速度は、おおよそ1ヶ月に約1.0~1.2cmほどです。したがって、15cm程度の髪では毛先は生えてから10ヶ月以上は過ぎているため、根元部分と比較するとコンディションもずいぶん違います。

05髪の寿命

髪は、一定の期間を経ると、自然に抜け落ちます。そして、抜け落ちたところから、また新しい髪が生えてきます。この周期をヘアサイクルといって、女性の場合は1サイクルが4~6年、男性はそれより短く、3~5年といわれています。髪1本1本のヘアサイクルは異なり、脱毛の時期がちがうため、通常は一度にまとめて抜けることはありません。ヘアサイクルの差については生活環境などのほか、活動期を延長させる女性ホルモン、反対に活動期を抑制してしまう男性ホルモンの働きも影響しています。

06季節による抜け毛の本数

ペットで飼われている犬や猫が、季節の変わり目にたくさん毛が抜けたりすると思います。人間にも実は、季節の変わり目に抜け毛が起こりやすいといわれているんです。特に夏の紫外線による影響が、秋に抜け毛や頭皮トラブルとして現れます。

07日本の成人男性脱毛率

毎年、薄毛率を調査しているアデランスの2004年発表による日本の成人男性薄毛率は25%を超えており、成人男性のおよそ4人に1人が薄毛とされています。この22年の間に何があったのでしょうか?考えられることは、日本人の就寝時間が遅くなった、食事が欧米化してきた、パソコンやゲームがどんどん普及してきたことなどがあげられるでしょう。日本人の生活が変化しなければこの日本人成人男性の薄毛率は増加する一方でしょう。気が付いたころには50%を超えているかもしれません。全体的に上がっていくなら気にしなくていいかという人もいるかもしれません。しかしそれだけ不健康な生活を送っているということです。人間なら誰もが求める健康という言葉から離れつつあると考えられます。健康的だった日本人の生活は刻々と悪化の一途をたどっています。みなさんもご自身の普段の生活について考えてみてください。体にも髪にも悪い生活を送っていませんか?当サイトでは口をすっぱくして何度も言っていますが、とにかく規則正しい生活を送ることが大切です。

08頭髪の本数・太さ・強度

頭髪の本数は約10万本あります。平均的太さは60ミクロン~80ミクロンで、健康な頭髪(80ミクロン)を引きちぎるのに150g~180gに力が必要になります。その他平常時には水分を13%含んでおり、最大では30%まで吸収します。

09かつら発祥の地

かつらは17世紀始め、ルイ13世が付けたのがきっかけで、フランス宮廷内で流行したと言われています。当時ヨーロッパで流行したかつらは、その形によって貴族・政治家・軍人・医師など職業が一目でわかるものでした。しかし、かつらは大変高価だったため、ごく一部の上流階級のひとしか持てなかったそうです。

10お守りとして祭られる髪

日本では古くから、髪は神聖な力を備えていると言われていて、戦前まではさまざまな言い伝えがありました。「伝染病が流行しているときに、着物のたもとに毛髪を数本入れておくと伝染病にかからない」、「旅行するときに、身内の毛髪を数本もっていれば無事である」などの言い伝えがあります。現在でも神社のお守りとして祭られているところもあり、髪がお守りの役目を果たすという典型的な例です。

11白髪に関するいい伝え

白髪に関しては、昔から多くのいい伝えがありますが、「白髪になるひとはハゲない」とか、「白髪を一本抜くと二本に増える」「若白髪のひとは長生きする」などが語り継がれています。しかし、どれも医学的な根拠がないことから俗説といえます。

12昆布やワカメの効果

たしかに、コンブにはヨードが多く含まれていることから、髪の毛のツヤを良くする効果はあるといえます。だからといって、コンブやワカメを食べるとハゲないというのは俗説です。髪の成分は硬タンパク質(ケラチン)が基本ですから、ワカメやコンブより、むしろ良質のタンパク質である肉や魚、大豆に納豆、豆腐などが良いと思います。結局はバランスの取れた食事をとることに尽きます。

01キューティクル

無色透明で硬いタンパク質からなり、5~10層ほど重なり合って、髪の内部を保護し、髪のなめらかさなどの感触やツヤを決める役割があります。しかし、摩擦や紫外線の影響を受けやすく、弱くて、もろくもあります。

02ヘアサイクル

は一定のサイクルで生まれ変わります。この周期をヘアサイクル(毛周期)と呼びます。「成長期」→「退行期」→「休止期」の段階を経ます。この周期には、個人差がありますが、通常4年~7年で繰り返されています。 薄毛・脱毛症の大部分は何らかの原因でこのサイクルが短くなり、髪が成長する前に抜け落ちてしまうことです。

■成長期 :毛母細胞が分裂を繰り返し、新しい髪が成長する期間で約4~7年。
■退行期 :成長が弱まる期間で約2~3週間。正常なサイクルの場合に髪はこの時期に抜け落ちます。
■休止期 :成長が完全に休止する時期。約2~3ヶ月。

03男性型脱毛症

頭皮が見えるくらいの極端な抜け毛現象は、圧倒的に男性に多く起こります。主として20代から30代にかけて起こる若年性と、40代から50代ぐらいからはじまる壮年にわけられることができますが、双方合わせて「男性型脱毛症」と呼ばれています。その最大の特徴は、髪の成長期が短くなることで、一旦発毛バランスが狂うと生まれた毛が細く弱々しくなっていきます。また本来は脱毛症になりにくいとおもわれた女性にも近年は薄毛に悩む人が増加しています。

04円形脱毛症

円形脱毛は成長期の毛母細胞が免疫異常(アレルギー)や精神的なストレスなどにより極端に血管が収縮し細胞増殖を停止するため、毛幹の成長が止まり、休止期の毛に変化することにより起こります。円形や楕円形の脱毛斑が突然発生し、1ヶ所の場合もあれば、数箇所同時にできて融合する場合もあり、大きさもさまざまです。

05ミノキシジル

末端血管の拡張剤。毛根の細胞は、全身のなかでも最も分裂が活発なところのひとつです。そのため血流を増やし、毛根を活発化しようという方策です。もとは毛細血管を拡張させるため高血圧治療に使われていましたが、副作用で毛がよく成長することが分かり、頭髪専用に外用薬として再開発・商品化されました。

06フィナステリド

前立腺肥大症の治療薬として開発された薬が、副作用として異常発毛をみたことから発毛剤としての用途が広がり、米食品医薬品(FDA)で承認されアメリカでは医学的に証明されている5αリラクターゼ阻害薬がフィナステリドです。男性型脱毛症に男性ホルモンが強く関与していると分かっているわけですから、男性ホルモンの働きを阻害するという考え方です。

07増毛

基本的には現在残っている自毛を拠点として、人口毛髪を植えつけていくのがおもな手法です。あらかじめ透明な糸に結われた数十本単位の毛を、医療用接着剤で固定するなどです。

08植毛(自毛)

今ある自分の後頭部(健康毛部分)の頭髪をドナーとして毛髪と皮膚を一緒にして、髪の毛を1~3本単位に細かく株分けしたものを、薄くなった部分に分散配列して移植する手術(遊離植毛術)のことをいいます。男性型脱毛症がどんなに進行した人でも、後頭部周囲の毛髪は残っています。男性型脱毛症をおこす要因をもっているのは前頭部・後頭部の毛髪だけのため、男性ホルモンにより男性型脱毛症を起こす部位(前頭部・後頭部)に移植しても、ドナー部分と同じ性質のまま生え変わり成長します。

09養毛剤・育毛剤・発毛剤

一般的に「養毛」には「毛髪を保護し、脱毛を防止する」、「育毛」には「毛髪の成長を促す」、「発毛」には「新しい毛髪の誕生」といった意味合いが強いですが、薬事法においてはおもにその安全性に基準がおかれていて、その商品の効能の範囲内であれば、どのように称してもいいとなっていますが、メーカーによってその呼び方はさまざまです。

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